3日目:電話ボックスで寝た夜、青森

チェックアウトは10:30やのに爆睡してた。10:45に内線がかかってきた。あう。
でも追加料金1,000円は取られなかった。オープン初日やったからかな(笑)そっからさらに北へ。この辺の電車のドアはみんなボタン式。冬寒いからかなー。

盛岡着。何とここでJRが途絶えてしまう。いわて銀河鉄道ってのに乗らなあかんくなった。青春18切符はJRしか乗れないから630円かけて好摩ってとこまで行った。でも名前通りのすごいステキ電車やった。
そこからまたJRへ。このJRが最高やった。山岳電車のようなガタンゴトンうるさい感じで(というか隣の人ともまともに喋れないレベル)、息ができんくらい窓から風がビュービュー吹いてきて涼しくて気持ちよくて、夕方だったこともあり渓流の川とか景色も最高で、旅してます感が最高やった。電車に扇風機付いてたけど、いらんのちゃうん?と思った。20代のカップルが幸せそうに旅してた。それを見て自分も幸せな気分になった。(て盗撮してるやん、笑った)

トンネルに入ったらもっと!エンジン音がうるさくて、なんか機関車みたいな?乗ったことないけど。この電車、なんかやってくれると思ってたら、十和田南駅で客を下ろすといきなりバックしとる!!これにはビビった。決して戻ってるんじゃなく進むのに方向転換した!すごいなぁ。

秋田県の小学校?
おそらく忠犬ハチ公像。ネットで調べたら秋田県のJR大館駅前と思われる。でも構内のホームにあった記憶なんだけどなあ。

青森着。降りた時、特急函館行きが1本だけあったけど、青春18切符で乗れるのかまだよくわからんかったからとりあえず乗るのはやめた。北海道へ繋がる函館トンネルは普通電車が走ってなくて、特急電車しか走ってない。全国でも例外的に特急電車に乗れる区間とは調べてたねんけど…まあとりあえず青森も観光したいし?

夜中0時。青森駅でうろうろとホテルを探し回るも、当日やってたねぷた祭の影響で満室+料金激高。結局カラオケに…。夜中1時半から3時までで1,300円やった。
そしてこの時、人生でも最初で最後の奇行にでる。年上の女性2人で盛り上がってる部屋にまさかのノック()一緒に歌いませんか的な()あの時の心情は全くわからん(笑)勢いありすぎて今でも汗出る(笑)旅行ブーストがヤバい。当たり前にお断りされた。

カラオケを出てから青森駅前で夜が明けるのを待った。4:52に特急があったから、蚊対策で電話ボックスに入ってウトウトしながら時間を潰した。電話ボックス10台くらいあったような?しかし電車の時間になるも、人身事故とかで2時間遅れ。

2日目:東京観光から仙台へ

1日目はどこで寝たのか記録がない。おにーさん達(神戸から僕が行くってきっかけで集まっていただいた記憶)と居酒屋でご飯を食べて…20人近くいたような…最年少だったからお金も払ってないんじゃないかな…本当にお世話になった。

そのうちの数人と朝まで過ごし?というか朝まで付き合ってくれて?早朝の渋谷ハチ公で記念撮影。モヤイ像も見た。『ここが待ち合わせスポットだよ』と教えてくれた。モヤイ像は存在すら知らなかった。関西ではあんま有名じゃないような?アメ横ってのもあるらしく、『大阪にもアメ村ってとこありますよ!』と言ったら、『何それ?アメ横のパクり?笑』みたいに言われた。
別にそれにムッとする訳でもなく、単純にそんなもんなんやな〜〜と思った。

それから山手線で上野へ。西郷隆盛像を見た。ホームレスがたくさんいた。また山手線に乗って、『この電車はずーっとぐるぐる周れるよ』と教えられ、そこでウトウト寝た。ホンマに関西から来た19歳のガキの為に、色々連れてってくれて教えてくれて、優しいにーさん達やった。

新宿はやっぱり神戸や大阪とは訳が違った。朝5時くらいなのに人がわんさかおった。あと本当にゴミが並べてあった。今思うとゴミ収集の前だったんだと思うけど、なんせそれが衝撃的やったらしい。

それから歳の近かった人と東京タワーまでタクシーで行った。(2,400円)タコヤキさんって名前やったと思うけど、展望台まで付いてきてくれたと思う。あの人は夜から一緒に遊んでたのか?朝から合流したのか?何であんなに遊んでくれたんやろ…全く覚えてへん(笑)展望台は中間と最上部と選択できて値段も変わったけど、最上部まで行った。すんげー色々見えた。東京ドームから武道館からお台場フジテレビ…知っている場所ばかりがこんなに一望できてこれはすごいと思った。ドラマの中のような景色に映った。

新宿アルタの中にも入って、当たり前のように「笑っていいとも」が収録されてた。時間もちょうど正午ぐらいやったから、リアルタイムで収録中だったと思う。エレベーターで収録してるその階に降りて強行突破しようと試みたが、スタッフの厚い壁に阻まれて諦めた。(←まじかよ笑)というかいざエレベーターのドアが開くとスタジオみたいなのが普通にすぐそこにあってビビった。(←やめとけ)
アルタの中の軽食屋で軽く食事をして、タコヤキさんとどんな感じで別れたのか忘れたけど、昼2時くらいから東京を出発した。

次に目指すのは小学校の同級生で転校して行った「くちお」のいる福島県の新白河まで。途中雨と雷がすごかった。
「くちお」の家には小6の夏休みに友達と2人で1度だけ行ったことがある。その記憶だけで行こうとしてた。連絡先も住所のメモも何もない状態で。。近くに南湖っていう湖があって、そこから彼の家までの道のりは覚えてる自信があった。小6の時は1週間くらい泊まらせてもらってたから。
駅で買った「雪苺」を手土産に、新白河からタクシーに乗ってまずは南湖まで行ったけど、そこからルート一切わからんかった(笑)タクシーでここでもない、あっちかな、とぐるぐる回り、メーターはガンガン上がって行った。。
途中「くちお」の家が小学校の近くだったことを思い出し、運転手に『この辺りの小学校全部あたってください!』と伝えた。田舎やからそう多くはないはず…と思ったが、タクシーのメーターは4,000円、5,000円と上がっていく。。自分の記憶と重なる小学校はまだ現れない。。
もう何年も音信不通になっている1度行ったことあるだけの他府県の友達の家。住所もわからん。無謀すぎた。運転手と話してるうちに、小学校から急な坂道があってその先に友達の家があったことを思い出し、そのことを伝えたら懐かしい小学校に着いた!ここや!間違いない!ここで花火した!
そこからはハッキリと「くちお」の住むアパートまでの記憶があった。
もう辺りはすっかり暗くなっていた。
小6の時は本当にお世話になったので、お礼が言いたかった。泊まってく?と言われたら泊まりたいと思ってたけど、そんな下心より本当に会ってお礼が言いたかった。
でも部屋の表札には別の名前が書いてあった。それでもまあ当時若かったので、インターフォン鳴らした。でも誰も出て来ずで留守のようだった。
そしてこれまた当時若かったので、(ここまで来たし)隣の部屋の住民の方にインターフォン押して聞いた。
僕のことをちょっと不審そうに見て、『私も最近引っ越して来たからよくわかりません。引っ越されたんと違いますか』的なことを福島弁っぽいイントネーションで教えてくれた。どこに引っ越したかはわからないと。
僕はそれを聞いてトボトボと歩き、念のために待たせてた(?)タクシーで駅まで戻った。「雪苺」6つくらいを一人で全部食べた。むちゃくちゃ旨かった。
この日以降も「くちお」とは15年以上連絡を取れていない。だからあの時もう少し逆側の近所の人にもあたってみたら何か教えてくれたかも、とか少し後悔してる。

黒磯→仙台への電車はドアに「丸ボタンを押すと開きます」と書いてあった。でも「押しても開かんやん」と日記に書いてる。
仙台ではビジネスホテルに泊まった。さすがに今日はまともに寝なあかんと思ったんかな。ホテルが偶然今日からオープンらしく6,900円が6,000円やった。かなり綺麗やった。(←当たり前)外に牛丼を食べに行って、コンビニで明日のパンを買って2時ぐらいに寝た。

1日目:JR神戸駅から東京まで

なんてったってリュックに荷物を詰め始めたのが出発前夜の23時くらい。
おい小池オマエ明日から日本一周すんねんぞ!!って自分でも突っ込みましたよ。
そして結局用意や何やしとったら、一睡も出来んまま朝を迎えてしまった。 まさかのオールで日本一周に出発である。

朝と言うもんは新聞の配達のバイク音に始まり、鳥のさえずり、近所の家の目覚ましの音…結構色々鳴ってたりする。
リュックに荷物を詰め終わった午前5時30分。 両親が起きて来る。 今日はJR神戸駅まで、出勤ついでのお父さんにクルマで乗せてってもらう。夜中まったり準備していたのが急にバタバタし始める。もう忘れ物がどうとかそんなレベルじゃない。クルマに飛び乗る。

神戸駅に向かうクルマの中、『世の中良い人ばっかじゃないねんからな』とお父さんに言われた。 やけに身に染みた。この旅では良い人ばかりに出会いたいもんだと思った。
んで神戸駅に着いた。 リュックを背負って神戸駅の入り口に立つ。 いつも見慣れてる駅なのに、今日はなんか雰囲気違う。スーツ姿の大人たちが死んだ目をして歩く中「俺は今、旅に出ようとしている…」 とナレーションが始まる。自意識過剰が開花した瞬間である。

そんでちらりと時刻表を見ると電車がすぐ来る事に気付く。キヨスクで使い捨てカメラだけ速効で買い(ここで買ったんかい!日記を見返して笑った)、てか39枚撮りで1,500円もしたらしい。 改札口へ向かう…。 てかキヨスクはまだ開いてなくて、段ボールを整理しとったおばちゃんに無理矢理カメラだけ売ってもらったんやけどね(笑)
そしていよいよ改札で18切符を見せる。
駅員さんに『お一人様ですね?』 とか言われながらハンコ押される。
ほおおおぉぉぉおおぉ~♪感動やなぁ〜〜〜生まれて始めて使った18切符。ちょっと嬉しかった。

6:23am米原行き(快速)電車に飛び乗る。しかし当たり前やけどサラリーマンばっかやった。自分だけすごく浮いてる気分。旅感ゼロ。ちょっとしたら運良く座れた。
この電車では神戸からいっきに滋賀県まで行く。新快速という普通料金としては驚異のスピードで長距離移動できるありがたい電車。18切符で乗れる。
「あばよ神戸。無事帰ってくるからなぁ」 いつもと違う人格が乗り移ったヤバイやつはついに出発した。てか今から日本一周する訳やけど全然実感がなかった。 ホンマちょっと出かけるみたいなカッコやし! 靴とか急いで玄関出たから、まだつっかけて履いていた。
↑結局そのまま日本一周してまうんやけど。取りあえず徹夜の身としては米原まで寝ようzzz

しかし電車の中では小一時間くらいしか寝れんかった。でもスッキリしたと書いてある。
米原に着き、そのテンションから駅弁でも買ってみるか!と思い立ち鱒寿司(600円)を買った。ちょっと生臭かった。
この時は全国の駅弁を食ってやろうとか企んでたけど、結局これが最初で最後の駅弁となった。 アミノサプリ(150円)を飲んだ。
米原→9:25am大垣行き(普通)10:23am豊橋行き(快速) と電車を乗り継いだ。豊橋行きでは携帯が座席に忘れてあって、ドア閉まる直前にオバちゃん2人組が「あ!あそこにある!」と言うもんだからドア閉まる直前に渡してあげた。途中名古屋で下車した。 名古屋も行ったことなかったから♪
名古屋は思ったより都会で、印象としてはでかいビルがドカンドカンとある感じだった。綺麗に整列されていて、山と海に挟まれた神戸の狭さとは対照的やった。

名古屋では味噌カツを食べた。確かその時やってたiモードアプリのドラクエモンスターズiってゲームで知り合ったおにーさんに会って、奢ってもらったと思う。その時に初めて会ったのは間違いないけど、どんな感じで会ったのか、待ち合わせしてたのか、その後も連絡を取っていたのか全く覚えてない。けどすごく感謝しています。元気にしてるかな。味噌カツ旨かった。 味噌がすんげー甘かった。

そして再び移動開始!!豊橋へ向かう…
この辺から富士山がめちゃめちゃ楽しみになってきた。でもいつから見えんのか全然わからん。愛知県辺りから山ばっか見る。ちょっと雲が出て来たのが心配…しかし静岡になっても全然見えんから、ちょっと遠回りになるけど沼津から17:41御殿場方面へと進路を変えた。東京へ行くにはちょっと遠回りになる。でも富士山はどーしても見たかった。
近くに座ってた中学生くらいの女子に富士山はどっち側に見える?と聞いたら笑いながら『どっちかわからない』と言われた。『は?富士山やで??日本一の山やで!!?』と突っ込むとよく笑ってくれた。それくらい富士山の存在が日常に溶け込んでて意識してへんねんなーと勉強になった。それからしばらく会話してたと思うけど、連絡先を聞くこともなく別れた。こういう連絡先を交換しない感じの出会いと別れも旅の醍醐味だと思った。可愛い子だったけど元気にしてるかな。すごい年下に感じてたけど、今思うと4つ下くらいなんやな。いや今冷静に考えてら無茶苦茶可愛かったわ。連絡先聞きたい。
それにしてもこの辺りは女子高生のスカートの丈が異常に短かった。でもあとあとわかったけど、この辺りが短いんじゃなくて日本全国的に短いな。関西以外はスカートが短いねんな。

地図上では富士山と最接近したはずなのに、全く見えなかった。 雲が多すぎる。くそー。 もう静岡を離れたのでムカつきながらあきらめた…
でも神奈川県に入った時、富士山は見えた!!…らしい。というのも電車に乗ってるオバさま達が「あれが富士山だよ~」って言ってんのが聞こえた。 しかし富士山は、僕のイメージの中にある勇敢な姿とは程遠く、 雲にまみれてモヤモヤで、形もはっきり見えなかった。

そうこうしてるうちに、横浜を越え東京へ着いた。 もう外はすっかり暗く景色を堪能できないのが悔しい。
東京から20:26豊田方面行き(快速)に乗って、取りあえず新宿まで行った。やっぱ東京ゆうたら新宿やろ!!みたいなノリで…とりあえず一日目のゴールは新宿にすることにした。
品川辺りで東京タワーが見れた。めっさ感動。新宿駅に着き、これまたドラクエモンスターズiで仲良くなったおにーさん達と待ち合わせの名所アルタ前を制覇。夜でシャッターが下りていたせいか、結構フツーやった。
しかししかし、辺りは眠らない街と呼ばれた新宿。確かに眠ってなかった。この辺りは歌舞伎町ゆうんかな?客引きニイチャンがいっぱいおった。てか気付いたのがゴミだらけ… 大阪もひどいけど、やっぱもっとひどいなぁ… ゴミが落ちてるゆうよりは、ゴミが並べてある、くらいの勢いやった。今思うと時間帯もあったのかな?とにかくそんな風に書いてる。

持ちもの

出発の半月前、2003年7月15日にメモ書きしてあったリストはこちら。

・青春18切符
・携帯
・充電器
・タオル
・洗面具 
・折り畳み傘
・iPod
・保険証コピー

これ以降メモ書きがなかったので、基本これだけで家を出たようである。
着替えは当時溺愛していたバーバリーのタンクトップとズボンの他に、ノースリーブ2枚とデニム1本のみ。何とこれで2週間を着回したらしい。
これだけ小荷物でありながら、謎に折り畳み傘を忍ばせている辺り、まだお母さんに持たされた感が抜けていない。
青春18切符は2枚やったかな。5日×2枚の10日分。これを買う時に生まれて初めてみどりの窓口に入ったのを未だに覚えている。神戸駅やった。
保険証のコピーも時代を感じるな。
カメラは出発の朝に駅の売店で買った使い捨てカメラ。

19歳夏 青春18切符日本縦断/2003

青春18切符で日本一周したい。
もはや何きっかけとか覚えてないけど、それは突然前触れもなく自分の中で何かが爆発した19歳の夏休み。バイトの休みを2週間申請して、1人で行くことを決意した。
それまでの人生で1人旅なんて1度もしたことなかったくせに、いきなり日本一周とは何とも志(こころざし)が雑である。
出発前夜の23時から荷物を詰め始めるという大物っぷりを発揮し、朝まで一睡もしないまま、それは本当にふらっと始まった。

持ちもの

1日目:JR神戸駅から東京まで
2日目:東京観光から仙台へ
3日目:電話ボックスで寝た夜、青森
4日目:デカすぎる北海道にいる
5日目:最高の瞬間!最北端の地、宗谷岬!
6日目:禁断の特急移動、金沢へ急ぐ。
7日目:戻ってきたよ!兵庫
8日目:コインランドリーで寝た島根な夜。
9日目:徒歩で九州上陸や
10日目:あと2駅やのに…遠すぎた最南端
11日目:最南端でインスタ映え
12日目:四万十川で夏休み
13日目:瀬戸大橋を渡って神戸へ